業務用エアコンを教育現場に導入するなら天井吊形

昔は、業務用エアコンを導入している教育現場というのはほとんどありませんでしたが、現在では公立の学校でもかなりの割合で教育現場に業務用エアコンが導入されています。業務用エアコンには様々なタイプのものがありますが、その中でもよく導入されているのが天井吊形というタイプの業務用エアコンです。このタイプは、本体を天井に埋め込むのではなく露出しているので、埋込タイプよりも取り付けが容易であると言われています。

 

教育現場では、教室の端っこに取り付けるというケースが非常に多いです。教育現場で求められている業務用エアコンの特徴としてはまずは、静音性に優れているかどうかということです。運転する際の音が耳障りになると授業に集中することが出来ないという問題が出てきます。そのようなことを避けるためにはやはり静音性がどの程度なのかをしっかりと確認してから購入する必要があります。音については、製品カタログにもどのくらいの音が出るのかがしっかりと記載されています。

 

また、予算に余裕があるという場合であればセンサー付きのものを導入するというのもおすすめです。人感センサーなどが付いているタイプであれば教室に人がいない時には自動的に節約運転に変わるので、電気代の無駄をなくすことが可能となります。

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業務用エアコンにはどんなタイプがあるのか？

 

業務用エアコンと言っても1種類ではなく、非常に多くのタイプがあります。業務用エアコンのタイプとしては、天井埋込カセット形、天井ビルトイン形、ビルトインオールダクト形、天井吊形、壁掛形、床置形などがあります。どのような用途に使用するか？部屋の形状はどのようなものなのか？などを考慮しながら選ぶようにするのがよいでしょう。

 

基本的には、業務用エアコンは2つのタイプに分かれます。業務用エアコンの本体が天井に埋め込まれるというタイプと露出するというタイプです。一番よく使用されるのは、天井埋込カセット形というもので、これは名前のとおり業務用エアコン本体を天井に埋め込んで外に出ているのは、化粧パネルのみになります。見た目重視という人におすすめです。

 

逆に、天井吊形や壁掛形は露出タイプのもので、業務用エアコン本体が完全に露出されているタイプです。埋込タイプに比べると施工にかかる時間が短く、また設置できる場所が多いというのがメリットです。しかし、埋込タイプと比べると見た目が悪いというデメリットがあります。埋込タイプと露出タイプそれぞれのメリットやデメリットを理解した上で判断するようにするとよいでしょう。

 

業務用エアコンの導入は夏までに

 

業務用エアコンを入れ替える、あるいは新設するという場合に夏を目途に導入を検討しているという人が非常に多いかと思います。ですが、結論から言えば夏に導入するのは絶対にやめましょう。夏場は全国的に業務用エアコンの導入が増加する時期です。そのため、対応することが出来る業者が不足しがちになります。そうすると、業務用エアコンの設置までに日数がかかります。業者などや状況にもよりますが、1ヶ月以上待たされるというケースもあります。夏の一番必要な時期に業務用エアコンが使えないというのは、大きなダメージです。また、人気のメーカーや機種などが品薄になるという可能性もあります。

 

そもそも、業務用エアコンは夏に導入しなければならないという決まりはありません。むしろわざわざ工事が混み合う夏に導入する必要がありません。夏以外の空いている時期に業務用エアコンを導入することを考えた方がよっぽど効率的です。夏以外であれば、工事を1ヶ月以上も待たされるなどということもあまりありません。また、商品が品薄状態になるということもあまりないため、業務用エアコンを導入するのは、夏以外が圧倒的におすすめです。ぜひ、業務用エアコンの導入は夏以外にしましょう。