業務用エアコンから音がする場合
業務用エアコンを運転していて、気になるのが音です。運転している時の音が気になるという人もいるでしょうが、業務用エアコンの運転音以外にも気になる音がするということがあります。例えば、よく言われるのが水が流れているような音がするというものです。この場合には、ドレンが流れているあるいはドレンを汲み上げている音の可能性が高いです。もしくは冷媒管の中を通る冷媒ガスの音です。このような音がするという場合には、故障などではなく大きな問題はないでしょう。
運転してしばらくするときしむような音が聞こえてきたというのもときどきあります。これは業務用エアコンに使用されている樹脂などが温度変化などによって伸縮する時に発生する音であるという可能性が高いです。その他にも霜取運転の際や、ルーバーなどが動く際にも音が出るということが多いです。これらの音の場合には、絶対に故障ではないと言い切れませんが大きな問題はないでしょう。
それ以外の音がするという場合には、部品が故障している可能性、業務用エアコン自体が寿命を迎えている可能性などがありますので、使用を一旦中止してメーカーや専門業者に点検を依頼するようにするとよいでしょう。異音がしているのにそのまま使用し続けるのはやめましょう。故障してしまいます。
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業務用エアコンにはどんなタイプがあるのか?
業務用エアコンと言っても1種類ではなく、非常に多くのタイプがあります。業務用エアコンのタイプとしては、天井埋込カセット形、天井ビルトイン形、ビルトインオールダクト形、天井吊形、壁掛形、床置形などがあります。どのような用途に使用するか?部屋の形状はどのようなものなのか?などを考慮しながら選ぶようにするのがよいでしょう。
基本的には、業務用エアコンは2つのタイプに分かれます。業務用エアコンの本体が天井に埋め込まれるというタイプと露出するというタイプです。一番よく使用されるのは、天井埋込カセット形というもので、これは名前のとおり業務用エアコン本体を天井に埋め込んで外に出ているのは、化粧パネルのみになります。見た目重視という人におすすめです。
逆に、天井吊形や壁掛形は露出タイプのもので、業務用エアコン本体が完全に露出されているタイプです。埋込タイプに比べると施工にかかる時間が短く、また設置できる場所が多いというのがメリットです。しかし、埋込タイプと比べると見た目が悪いというデメリットがあります。埋込タイプと露出タイプそれぞれのメリットやデメリットを理解した上で判断するようにするとよいでしょう。
業務用エアコンの導入は夏までに
業務用エアコンを入れ替える、あるいは新設するという場合に夏を目途に導入を検討しているという人が非常に多いかと思います。ですが、結論から言えば夏に導入するのは絶対にやめましょう。夏場は全国的に業務用エアコンの導入が増加する時期です。そのため、対応することが出来る業者が不足しがちになります。そうすると、業務用エアコンの設置までに日数がかかります。業者などや状況にもよりますが、1ヶ月以上待たされるというケースもあります。夏の一番必要な時期に業務用エアコンが使えないというのは、大きなダメージです。また、人気のメーカーや機種などが品薄になるという可能性もあります。
そもそも、業務用エアコンは夏に導入しなければならないという決まりはありません。むしろわざわざ工事が混み合う夏に導入する必要がありません。夏以外の空いている時期に業務用エアコンを導入することを考えた方がよっぽど効率的です。夏以外であれば、工事を1ヶ月以上も待たされるなどということもあまりありません。また、商品が品薄状態になるということもあまりないため、業務用エアコンを導入するのは、夏以外が圧倒的におすすめです。ぜひ、業務用エアコンの導入は夏以外にしましょう。